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クリーンエネルギーとは

「クリーンエネルギー」とは、「自然エネルギー」とも呼ばれ、地球の自然環境から生まれるエネルギーを利用し、二酸化炭素・放射性廃棄物などの排出による環境負荷のリスクがない、もしくはほとんどないエネルギーのことを指します。
よく似た言葉に「再生可能エネルギー」がありますが、こちらには、消費後も時間が経てば回復できる資源からつくられるエネルギーという意味があり、「クリーンエネルギー」との違いは持続的に再生可能かどうかという点です。

再生可能エネルギーの代表的なものは下記の5つであり、そのうち自然現象から得られるエネルギーの①から④がクリーンエネルギーに該当します。

再生可能エネルギー太陽光風力火力地熱バイオマス発電

内訳では、太陽の光のエネルギーを電気に変換することで発電する、太陽光発電が最も多くなっています。その発電量は増加傾向にあり、世界的に見ても日本は導入が進んでいる国であるといえます。 日本における全発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合は年々増加しており、2014年には約12%、2020年時点では20.8%にまで達しています。
参考:経済産業省資源エネルギー庁の電力調査統計

日本の現状と環境問題

現在、日本の電気の約8割は火力発電によるものです。
化石燃料などを燃やしたときに出る熱エネルギーを電力に変え、高い発電力と安定性がメリットである火力発電ですが、一方で、非常に深刻なデメリットも抱えています。
そのデメリットとは、
・大量のCO2の排出
・燃料が自給できない
・資源が有限
の3つであり、中でももっとも深刻な問題は、地球温暖化を加速させるCO2の排出です。
日本における2020年度のCO2排出量は、約11億5,000万トンであり、そのうち約4割が発電による排出で、その多くは火力発電による化石燃料の燃焼で発生しています。
参考:環境省報道発表資料

化石燃料には当然限りがあり、やがてなくなります。
また、エネルギー資源に乏しい日本は、その化石燃料を自給することができず、ほとんどを海外から輸入しているため、国際情勢が変化すれば、価格は高騰、エネルギーの確保は危機的状況となります。

未来への課題

様々なデメリットを抱える火力発電を減らし、これからの日本の未来を支えるエネルギーとは。
それこそが「クリーンエネルギー」です。
CO2を排出せず、どこにでも存在し、枯渇しないエネルギー。
大切な地球を守るために、この自然由来のエネルギー活用を意識していくことが、これからのわたしたちの大きな課題となります。