近年の日本の災害
地形、気候、それに由来する土地利用の方法など、さまざまな要因が絡んで、台風、大雨、地震、火山噴火などの自然災害が発生しやすい日本。
この日本に住んでいる限り、これらの災害を避けることはできません。
日本における発生件数が最も多いのは台風、そのあとに地震、洪水と続きます。
大陸と大洋に挟まれた日本では、季節の変わり目に梅雨前線や秋雨前線が停滞する影響でしばしば大雨が降り、さらに7月から10月にかけては台風が接近・上陸しやすくなっています。
台風や大雨がもたらす被害にはさまざまなものがあります。
土石流やがけ崩れ、地すべりなどの発生で人や家が土砂に巻き込まれたり、短期間での大雨が河川に一気に流れ込むことで洪水の被害も発生しています。
台風が接近してきたら不要な外出は控え、外出している場合は自宅に帰れなくなる前に早く帰宅することが大切です。
また地震については、死者や住宅損壊を伴う甚大な被害がほぼ毎年出ており、日本の災害被害額の8割を占めています。
日本列島は4つのプレートによって形成されており、プレート運動による影響で地震活動、火山活動が活発となることからそれだけ地震が多く発生しやすいのです。
地震が起きると、ビルや家屋が崩れて人が生き埋めになったり、外壁や窓ガラスの落下によるケガ、道路の寸断、ライフラインが止まるなどの被害が予測されます。
自然災害で、もし長時間停電したら
被災したときに困ることは、災害の種類や規模、被災地域の状況によってさまざまですが、一般的には以下のようなことが挙げられます。
電気、ガス、水道などのライフラインが止まる
これにより、照明や家電、スマートフォンなどが利用できなくなり、暗闇や寒さ、食事や衛生の問題などが生じます。
情報が届かない
被災地では、医療機関や薬局の閉鎖や混雑、医薬品の不足などで医療や介護が受けられなくなったり困難になったりします。特に高齢者や障害者、持病のある人は注意が必要です。
食料品や水が足りない
被災地では、店舗の営業停止や物流の遅延などで食料品や水の供給が滞ったり、買い占めや配給制限などで入手困難になったりします。
家屋や家財道具が損壊する。
地震や津波、火災などで自宅が倒壊したり焼失したりすると、住む場所を失ったり、大切なものを失ったりします。また、家具や食器などが倒れたり割れたりすると、けがをしたり危険を感じたりします。
医療や介護が受けられない
被災地では、医療機関や薬局の閉鎖や混雑、医薬品の不足などで医療や介護が受けられなくなったり困難になったりします。特に高齢者や障害者、持病のある人は注意が必要です。
日ごろからの防災対策
もしも長時間の停電が起きたら、冷蔵庫は止まり、冷暖房器具も使えません。
日が落ちても「あかり」はなく、暗闇は心をネガティブにしてしまいます。
また、スマホが使えなくなることは非常に重要な問題です。
スマホは日常生活だけでなく、情報収集、安否確認など様々な場面で活躍します。
もし長時間停電になれば、充電式のモバイルバッテリーの電源も使い切り、スマホが電池切れになる可能性があるので、非常持出袋にはバッテリーを複数用意しておく必要があります。
その他、保存食や水、懐中電灯やカセットコンロなどの備蓄、常備薬や救急セットの準備も大切です。
家屋や家財道具が損壊する場合もありますので、家具の固定や保険加入をしておくなどの対策も有効です。
「命を守る」一人ひとりの防災対策
太陽光を使って発電した電気を家庭で使用して光熱費を抑える。
さらに、節電を心がけることで消費電力を抑える。
その結果、余剰電力が増え売電収入アップにつながる。
太陽光発電は、「地球にもおさいふにも優しいくらし」の実現につながる次世代エネルギーとして、今そのメリットがますます注目されています。